最新作は遊戯王VRAINS!内容についてまとめました!
2017年3月現在において、「遊☆戯☆王ARC−V」が放映中ですが、それに続く最新作の放映がすでに明らかになっています。
タイトルは「遊☆戯☆王VRAINS(ヴレインズ)」。
2017年5月スタートで、これまで通りテレビ東京系列ですが、放送時間が毎週水曜日の18時25分に変更となります。
「遊☆戯☆王VRAINS」の主人公は藤木遊作。
これまでの主人公とは違い、「目立つことを苦手としている」とのことです。
そんな主人公がどうやって強敵たちとデュエルを繰り広げるのかと言えば、「VRデュエル」になるとか。
VRと言えば「バーチャルリアリティ」の略語で、仮想現実を意味します。
PlayStationVRも発売されるなど今話題の技術ですが、早速それを取り入れるのですね。
VRデュエルのシーンでは、スケートボードに乗ってのデュエルも確認されています。
さらに、エースモンスターとして「ファイアウォール・ドラゴン」も公開。
「巨大な翼と特徴的な頭部を持つ大型のドラゴン」だそうですが、作中での実力はどうなのでしょうか。
ファイアウォールというとネットセキュリティ的なものを想像させますが、本作のモチーフがVR空間だけになんらかの関連性があるのでしょうか。
遊☆戯☆王VRAINSのファイアウォール・ドラゴンの実力は?
その「ファイアウォール・ドラゴン」ですが、2017年4月15日発売の新シリーズ、「CODE OF THE DUELIST」に収録されています。
すでにそのステータスが公開されていますので、早速紹介しましょう。
ファイアウォール・ドラゴン
光属性/サイバース族/リンクモンスター
ATK2500/LINK-4
モンスター2体以上
1:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
2:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
ファイアウォール・ドラゴンは、2017年3月施行の新ルールのひとつ、「リンクモンスター」として登場することになりました。
守備表示にできず、代わりにLINKという新たなステータスが与えられているリンクモンスター。
アニメの新シリーズで主人公がそれを使いこなす姿とともに、リンクモンスターを組み込んだデッキが使われていくことになるのでしょう。
新アニメでは新種族が登場!
遊戯王VRAINSでは、「ファイアウォール・ドラゴン」を含め、新しい種族として登場しているのが「サイバース族」です。
サイバース族は、新アニメにおいて主人公が操る種族です。
アニメ自体がVRをテーマの一つとしていることもあり、名前もコンピューターにちなんだものが多いのが特徴的。
「ファイアウォール・ドラゴン」「サイバース・ウィザード」など、これまでとは違う雰囲気がありそうです。
アニメの中でまた新たなカードも登場するでしょうから、それらのカードがデュエルにどんな影響を与えるのか、今から楽しみですね。
なにはともあれ、VRの世界で展開される新作の遊戯王は楽しみです。
新アニメでは、新ルールが導入!注目のリンク召喚について!
新アニメのもとでは、「リンク召喚」という新しいモンスター召喚が一つの目玉となっています。
リンク召喚は、これまでのシンクロ召喚やエクシーズ召喚と同様、フィールドに必要数の素材を表側表示で揃えて行なう召喚方法です。
リンク召喚で召喚されるモンスターを「リンクモンスター」と言います。
リンクモンスターは、エクストラデッキから召喚されるモンスターです。
召喚する際には、新ルールで新設された「エクストラモンスターゾーン」に出すことになります。
ちなみに、新ルールではエクストラデッキのカードは基本的に、エクストラモンスターゾーンに出すルールとなっています。
リンクモンスターの特徴はコレ!
リンクモンスターの特徴は、レベルやランクを持たないこと。
その代わりに、「LINK」という数値がそのモンスターの強さを表しています。
このLINKが、召喚するために重要な意味を持ちます。
リンクモンスターを召喚する際には、LINKの数値と同数のリンク素材を墓地に送らなければなりません。
リンク素材は基本的に、モンスター1体をリンク素材1つ分として数えます。
リンク召喚の素材には条件が課せられていることもあります。
例えば、「効果モンスター2体以上」などとなっている場合には、LINKの数値だけ満たしても召喚することはできません。
召喚するための条件をしっかり確認しておきましょう。
リンクモンスターの召喚には例外もある!
先ほどリンク素材の基本は「モンスター1体につきリンク素材1つ分」とお話しましたが、これには例外もあります。
リンクモンスター自体をリンク素材とするときは、LINKの数値分のリンク素材としてカウントすることができます。
とりあえずLINKの小さいリンクモンスターを召喚し、タイミングを見てより強力なリンクモンスターを召喚していくというパターンも見えてきますね。
リンクモンスターのもう一つの特徴は、「リンクマーカー」という矢印がついていることです。
リンクマーカーは上下左右斜めの8ヶ所にあり、有効なリンクマーカーは赤色で表示されています。
リンクマーカーは、赤色の矢印がついた方向のゾーンやモンスターに特別な効果を及ぼします。
その一例として挙げられているのがエクストラデッキからの召喚です。
新ルールではエクストラデッキからの召喚はエクストラモンスターゾーンに限られるとお話しましたが、エクストラモンスターゾーンに出したリンクモンスターのリンクマーカーが、自分のメインモンスターゾーンに向いているとき、そのゾーンにエクストラデッキから召喚することが可能になります。
新ルールのもとでエクストラデッキからの大量展開は封じられたかのように見えましたが、リンク召喚を有効に活用することにより、制限があるとはいえエクストラデッキから複数のモンスターを展開することができるのです。
リンク召喚はこれまでのデッキとの融合の可能性を十分に秘めていると言えますね。
新アニメの影響でルールが変更!主要な変更点をまとめました!
遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)では定期的にルール変更が行われます。
これは、特定のデッキばかりがデュエル環境に蔓延してマンネリになってしまうのを防ぐため、あるいはアニメの新シリーズと連動させるためと推測されます。
もちろんビジネス的な側面が強く、新しいカードを売っていくにはルールを変えてしまうのが一番手っ取り早いという現実は外すことができません。
2017年春、遊戯王OCGでは新たなルールが施行されました。
これまで環境で圧倒的な力を見せていたカードが一気に紙くずになるほど重大な影響が出ていますが、今回のルール改正がもたらしたものはなにか、最新ルールのもとで遊戯王はどうなっていくのか考察します。
主なルール改正のポイント
今回のルール改正の肝となるのは、エクストラモンスターゾーンの新設でしょう。
1人につき1ヵ所与えられたこのスペースは、エクストラデッキからモンスターを召喚するためのゾーンとなります。
一見すると「エクストラデッキが活用しやすくなった」と捉えがちなのですが、それは大きな間違いです。
エクストラモンスターゾーンの新設とともに、「メインモンスターゾーン」(モンスターゾーンから名称変更)には、基本的にエクストラデッキからモンスターを展開することができなくなってしまいました。
これによって封じられてしまったのは、ルール改正の直前までデュエル環境を席巻していた十二獣モンスターの大量展開作戦です。
十二獣デッキに関しては、ルール改正と同時に「十二獣ドランシア」「十二獣の会局」が禁止カードに指定されるなど、存在すら消されかねない勢いで厳しい規制が入りました。
これによって封じられてしまったのは、ルール改正の直前までデュエル環境を席巻していた十二獣モンスターの大量展開作戦です。
十二獣デッキに関しては、ルール改正と同時に「十二獣ドランシア」「十二獣の会局」が禁止カードに指定されるなど、存在すら消されかねない勢いで厳しい規制が入りました。
影響はこれから
ルール改正された部分は他にもありますが、スペースの都合上ここまでにしておきます。これらの最新ルールがどのような影響を与えるかについては、まだ日が浅いためよく分からない部分が多いのが実情です。
ただし、早速現れている効果としては、大会上位デッキから十二獣デッキが消えていることでしょう。今後リンクモンスターが多くのプレイヤーの手に渡ったときに、デュエル環境がどう変わってくるのかは楽しみにしたいところです。